靴に頓着しない僕は、8000円程度で買える某有名メーカーの決まったモデルのスニーカーを買い、これを通勤・プライベート問わず壊れるまで使うのが常なのだが、それでも大体2~3年は持ってくれる(最終的にはボロボロになるが…)。
しかし、いかんせん出不精なので使用頻度は通勤に偏ってしまう。そればらば、通勤用に安いスニーカーを買ったほうが何かと得なのではないかと思い、通販サイトで1000円台で買えるスニーカーを検索してみた。
すると、予想以上に引っかかる上、写真で見る限りではデザインもそんなに悪くない。なので、衝動的に「これは買いだ」と思ってすぐさまポチったわけだが、その結果 以下のような結末を迎えることになった。
スニーカータイプの場合
「履き心地が悪い上に破れやすいので注意」
最初に買ったのは無難なローカットのスニーカータイプで、価格は1300円程度のものだったと思う。もちろん国産ではなく、大量生産でコストの低さが売りの某国製のものなのだが、レビューをチェックしても評価はそれほど低くない。
なので、試しに買ってみたわけだが、届いて質をチェックした瞬間に今まで履いてきたものとの明らかな違いを感じることになった。一言で言えば「めちゃめちゃ薄くて柔らかい」ということである。特にベロ(タン)の落ち込みがハンパない。
でも、せっかく買ったものなので通勤用に使用してみたところ、まず薄すぎて靴内の安定感が悪いことに気付く。加えて靴をぶつけたときの衝撃が思った以上に大きい(結構 素足感がある)。
さらにどういうわけか靴内に小石が入りやすく、常に何かしらの違和感がある感じになる。それでも見た目は1000円台とバレそうになかったので、しばらくはこれで我慢することにした。
1ヶ月後、徐々に外側が剥がれてくる…。どこかに当てたことが原因なのだろうが、その部分の損傷が激しい。また、当ててない部分もヒビが入るように割れてくる…。通勤は徒歩で片道30分程度なのだが、たった1ヶ月で見た目がダメになった。
だが、せっかくなので どれくらい持つか検証しようと履き続けて見たところ、1ヶ月半を過ぎたところで外側に穴が空いて水たまりから水が入ってくるようになった。この時点でさすがにもうダメだと判断して捨てることにする。
ここまでの結果をまとめると「1000円台の激安スニーカーは履き心地が悪く、1ヶ月程度ですぐに壊れる」ということが言える。まあ、僕の履き方が悪いのでは?という見方もあるだろうが、少なくともかかとは潰さずに大事に履いたつもり。
なので、長持ちさせたいと考えている場合は、こうした激安スニーカーはおすすめできない。
布靴(キャンバススニーカー)タイプの場合
「すぐに破れて使えなくなるので注意」
次に買ったのはローカットの布靴(キャンバススニーカー)で価格は2000円弱のものだ。これも国産ではないが、見た目や質感は上記の激安スニーカーよりも断然いい感じのもの(ちなみにドンキで同モデルが1000円程度で売られていた…)。
とりあえず、潰れてもいいように2足セットのものを買ってみた。まずは1足目、1ヶ月目は壊れることもなく普通に履いて過ごせた。履き心地も悪くなく、100均で買えるインソールを併用するとさらに履き心地は良くなった。
2ヶ月目、かかと部分に違和感が生じる。どうやら靴内のかかと部分が摩擦で磨り減って破れてしまったらしい。それでも履けるのでそのまま履き続けたところ、やがてかかとのヒールガードが破れて剥がれていく。
3ヶ月目になると、ヒールガードが無くなってかかと部分は布だけになってしまった。だが、一応 靴としての機能は失われていないので、そのまま履き続けることにする。すると、やがてかかとの内側部分の布が破れてくるようになった。
そして、結局4ヶ月目に突入する前に両足とも かかとの布が破れてしまって完全に穴が開くという事態になった。これでは雨の日にはまず使えないし、そもそも見た目がかなり悪い…ということでこの時点で破棄することに。
今回は自分の履き方に問題があると思い、ストックしていた2足目に履き始めたのだが、結構大事に履いていたものの結果は1足目と同じで、こちらも3ヶ月程度しか持たなかった。つまり、2足で半年程度しか使えなかったということになる。
この結果から「2足で4000円程度使うならば、端から1足4000円程度の靴を買ったほうが明らかに得である」ということが言える。なので、価格だけ見て激安スニーカーを選んでしまうのは、結果的に損を被る可能性が高いのではないだろうか?。
ちなみに今は2000円台(定価4000円)で購入した見た目が丈夫そうな靴を愛用している。現在2ヶ月目だが、今のところ壊れてしまう様子はないので、半年は持つと思う(というか持たせたいと思って履いている)。
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